人口7,650人の岩泉町を数字から想像してみる🤔

岩泉町の龍泉洞

数字を見ただけなのに、
なぜかそのまま画面を閉じられなかった。

 
岩泉町。
2025年12月1日現在の人口は 7,650人。

 
平成27年、2015年は 9,841人。

 
10年で、
2,191人。

 
数字にすると一瞬だけど、
暮らしとして考えると、
なかなか重たい。📉

 
盛岡市に住んでいると、
岩泉町は「遠すぎないけど、日常ではない場所」。🚗
地図で見れば、
同じ岩手県。
でも空気の質が、明らかに違う。

 
盛岡から車を走らせて、
山に入っていくと、
鼻に届く匂いが変わる。
アスファルトよりも、
土と木と水の匂い。🌲
ああ、岩泉だな、と体が先に思い出す。

 
岩泉町は岩手県の中でも、
山と川に抱かれた町だ。
派手さはない。
でも、音がある。
風が山をこする音、
川が石を転がす音。

 
若い頃の自分にとって、
岩泉町は正直、
「龍泉洞の町」だった。😅
夏に行けば、
洞内はひんやり。
盛岡より確実に寒い。
息を吸うと、
肺が目を覚ます感じがした。

 
でも人口の数字を見ていると、
観光地じゃない岩泉が浮かんでくる。

 
7,650人。

 
朝、軽トラで畑に向かう人。🚜
昼、静かな商店でパンを選ぶ人。
夕方、川沿いを犬と歩く人。🐕
夜、早めに消える明かり。

 
2015年の9,841人の頃は、
もう少しだけ、
音が多かったかもしれない。
祭りの太鼓。🥁
笑い声。
「久しぶりだな」という声。

 
盛岡は、
まだ人が多い。
駅前も、
週末の店も、
それなりに賑やかだ。

 
でも車で1時間ちょっと走れば、
こういう数字に出会う。
他人事じゃない。

 
正直、
寂しさはある。
夜の商店街を想像すると、
シャッターの前に、
風だけが通っている気がする。🍃
冬の朝、
誰も踏んでいない雪。❄️

 
でも不思議と、
暗い気持ちにはならない。

 
岩泉町には、
しぶとさがある。
山と折り合いをつけ、
川と付き合ってきた町だ。
簡単には折れない。

 
岩泉の人は、
よく声をかけてくる。🙂
「どこから来た?」
「盛岡か、寒かったべ?」
その距離感が、
ちょうどいい。

 
希望は、
大きな看板では出てこない。
新幹線も、
巨大モールもない。
でも空は広い。
星が近い。✨

 
人口7,650人。
少ない。
確かに少ない。

 
でも、
その一人一人に、
朝の味噌汁があり、
薪の匂いがあり、
今日を生きる理由がある。

 
盛岡に住む自分にできることは、
多くない。
でも、
気になって調べて、
こうして書くことくらいはできる。📝

 
懐かしさがあって、
寂しさがあって、
それでも、
ちゃんと希望が残っている。

 
岩泉町は、
そういう町だ。

 
次にあの道を走るときは、
通り過ぎずに、
コーヒーでも買って、
少しだけ立ち止まりたい。☕
冷たい空気の中で、
まだ続いている岩泉町の時間を、
ちゃんと感じるために。

 

岩泉町  位置、地形、面積、人口